すま虎造のクワカブログ

ラオウの割出を実施しました。

割出と言っても、８月８日の「産むしかないセット」ではありません。

５月２日のセットを割り出しました。（爆）



セットから割り出しまで約４ヶ月！

なぜここまで遅くなったのかと言いますと、

メスが材を齧り始めたのが７月に入ってからなんです。

それを考えると、この時期での割出がちょうど良いのかなと。



ただ、手元に残っている菌糸ビンがラスト５本なので

５頭採れた時点で割出は止めようと決めてました。

割り出しからわずかな時間で写真の５頭が確認出来たので、

その段階で割出はストップしました。

だらだらと産んだことが分かるように、

初令、２令、３令と全ステージの幼虫が採れました。



残りの２本の材にも食痕があるので、

あと数頭は間違いなくいると思います。

さらに８月８日の「産むしかないセット」も材をかなり齧ってます。

当初の予定の２０頭はもしかしたらクリアできるかもしれません。



何はともあれ、菌糸を早く購入して残りの割出を実施せねば。

ラオウ・・・。

虫友さんが大事に累代を重ねてきた北峰産ホペイです。

ラオウはホペコン２位の実績を持ち、

その直子であるラオウＳＥはホペコン審査員特別賞を受賞しています。

まさにホペイのスーパー血統と言ってよいでしょう。


写真の個体はラオウＳＥの直子（Ｆ６）です。

虫友さんより譲っていただいた５頭の幼虫を虎造が羽化させました。

（オス３頭、メス２頭）


羽化した３頭のオスの中で一番カッコイイ個体を選別し、

同血のメスと今日からペアリングを開始しました。


来週末にはセットを組む予定です。

今シーズンの目玉であることは間違いありません。


どうですか？写真の個体・・・。

迫力あるスタイル、かなりカッコイイと思っています。(*^^)v


※写真はクリックすると拡大表示されます。

メスだけではなく、オスの羽化も始まってます。(*^^)v


写真のオスは先週羽化したのですが、

最終体重が１９ｇのわりには７０ミリは超えてそうです。

個人的には７５ミリを超えたら満足なのですが、

残りのオスは果たしてどうかな？


昨日、２３ｇのオスが羽化してたので

来週くらいに掘ってみようと思います。


※写真はクリックすると拡大表示されます。

久々のムシネタです！


ラオウ＋呉が次々と蛹化してるのですが、

１本のビンだけ蛹室にキノコが生えて困ってました。


取り除いても、数日後にはまた生えているので

人工蛹室しかないな～と思ってたのですが、

そんな時に限って手元にオアシスが無い！


そこで、トイレットペーパーの芯とキッチンペーパーで

簡易人工蛹室を作りました。

ビークワで小島先生が紹介していたものですが、

費用はほぼゼロ円、作成時間も１分程度、ゴミも出ない。


こんなのでちゃんと羽化してくれるかな？と心配してましたが、

なんのなんの全然問題なく羽化してくれました。


トイレットペーパーの芯だとちょっとやわらか過ぎるので

ラップの芯とかのほうがさらに良いかもしれません。

オアシスも良いですが、こちらもオススメですよ！


※写真はクリックすると拡大表示されます。