パプの多頭飼育2009年10月17日 12時01分35秒

パプキンの幼虫2頭を1本の菌糸ビンで多頭飼育してみました。

ビン交換はせずに2頭とも無事に羽化させることを目標にしました。

(楽チン・放置飼育なんですけどね。(^^ゞ)


菌糸ビンのサイズは800ccで、割出後すぐに入れました。

(ホペイに使用する予定だった堅詰ビンです)


多頭飼育で一番心配していたのは共食いです。

ビン内でかち合うとヤバイかなと思っていましたが、

運が良かったのか、出会うことは無かったようです。


マット飼育していた兄弟幼虫の蛹化・羽化が始まりだした頃、

菌糸ビン内で異変がありました。

ビン内を暴れまわって菌糸をグチャグチャにする行動です。

ニジイロの飼育でも見られた行動なので放置してました。


しばらくすると2頭同時に蛹室を作成し、蛹化しました。

ビン底だったのでひっくり返そうかと思いましたが、

暴れたあとのビンなので崩落が怖かったのでそのままにしました。


先週末にビン内をのぞいたところ、2頭とも羽化していたので

本日掘り出しました。

ビン内を上から見ると左右対称で蛹室を作ったみたいです。

どちらの幼虫もそこそこの大きさで羽化してます。

色もキレイなグリーンなので満足です。(^^♪



この飼育についてまとめると・・・。

ビンが広ければ多頭飼育もOKかなと思います。

でも800ccなら2頭まで、それ以上はヤバイような気がします。

1400ccなら4頭くらいはいけるんじゃないかな?


偶然か、必然か、蛹化時期が同じだったのが良かったです。

どちらか一方が先に羽化すると、もう一方の蛹室を壊す恐れもあるので

そのときは掘り出して人工蛹室かな?

カブトなんかは多頭飼育すると蛹化時期がずれないって言うので、

クワでも同じなのかな~と思います。(わかんないですけど。(^^ゞ)


ま、この飼育方法はかなり楽チンだったけど、

丈夫なカップ&マットで、1頭ずつ飼育するのがベストかな?(爆)

(安いプリカは幼虫が食い破っちゃうよ!)

コメント

_ あっちゃん@代理 ― 2009年10月17日 22時10分41秒

やっぱりこっちにもコメント(爆)
アンテとかドルクスは多頭飼育(まあ、小さく羽化するようなのでわざわざやらないでしょうけど)
いけるようですが、色虫などは共食いたしかに心配ですね。
パプやニジは菌糸でやると暴れが結構あるようですね。
うちでは今年パプは最初からマットでしたが、ニジもどーせ暴れるなら
マットじゃー!ということで60~70いた幼虫はほとんどマットで飼育。
一部の菌糸飼育個体とほとんど大きさの違いはありませんでした。
ちなみにコクワを菌糸850に2~3頭入れたときはそれなりに羽化ずれでした(^_^;)

_ すま虎造 ― 2009年10月17日 23時53分21秒

あっちゃんさん、まいど!
色虫の共食いは山人のオーナーから聞きました。
(過去に痛い目にあったようです・・・)
ま、色虫は大きさを求める必要ありませんもんね。
菌糸じゃなくても全然OKでしょうね。(^^♪

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://sumatorazou.asablo.jp/blog/2009/10/17/4639268/tb